20数年前、初期のタウンエースノアで車中泊をしていたころ。2列目と3列目のシートを倒しても、大きな段差が残りました。タオルケットを詰めれば見た目は平ら。それでもシートとの硬さの違いが気になり、ぐっすり眠れたという記憶はありません。
この経験があるため、車中泊マットだけで大きな段差を何とかしようとは考えていません。先に段差を埋め、その上へマットを敷く。今の私なら、この順番です。
Levolva(レヴォルヴァ)シートフラットクッションは、倒したシートに残る段差へ置く硬質ウレタン製のクッション。次のような人なら、購入候補に入ります。
ただし、これ一つで車内全体が平らになるわけではありません。段差の高さ・幅・奥行が合うか。必要な個数を使わないときに収納できるか。購入前に見るポイントは、この2つです。
Levolvaが埋めるのは、倒したシートに残る部分的な段差。シート同士の隙間や車内全体の傾き、シート端の盛り上がりは別に残ることがあります。
私がタウンエースノアで寝たときは、シート間の隙間をスライドで調整できました。それでも段差は残り、タオルケットを詰めて対応。高さはそろって見えても、横になるとシートとの硬さの違いが気になりました。
Levolvaの中材は硬質ウレタンです。私は、このクッションだけで寝ようとは考えません。Levolvaで段差を埋め、寝心地は上に敷くマットで整えます。
サイズは、120・100・100S・60・60Sの5種類です。
| 商品名 | 型番 | 幅 | 奥行 | 高い側 | 低い側 |
|---|---|---|---|---|---|
| 120 | LVFC-1 | 580mm | 460mm | 120mm | 20mm |
| 100 | LVFC-2 | 580mm | 455mm | 100mm | 20mm |
| 100S | LVFC-2S | 530mm | 455mm | 100mm | 20mm |
| 60 | LVFC-3 | 570mm | 430mm | 60mm | 20mm |
| 60S | LVFC-3S | 530mm | 430mm | 60mm | 20mm |
120・100・60は高い側の寸法です。100Sと60Sは、横幅を530mmに抑えたタイプ。表面には難燃PVCレザー、中材には硬質ウレタンが使われています。
Amazonの販売ページには、車種、型式、乗車人数、シート位置ごとの目安表があります。自分の車が載っていれば、ここでサイズ候補を絞れます。
ただし、目安表はあくまで出発点。同じ車種でも、年式やシート形状によって段差は変わります。販売ページにも、実際の車を測って検討するよう書かれています。最後に見るのは、自分の車にできる段差です。
たとえば段差が約100mmでも、幅580mmのクッションを置けなければ100は選べません。100Sの幅は530mm。商品には430〜460mmの奥行もあるため、その長さを置ける面も必要です。
2列目と3列目に別々の段差がある車では、それぞれにクッションが必要になることも。高さ、幅、奥行、個数まで合えば、選ぶ型番が決まります。
目安表と実車の寸法を照らし合わせれば、選ぶ型番を絞れます。販売ページでは、候補にした型番の在庫と現在価格を確認できます。
購入者レビューで目立つのは、タオルや座布団で調整していた段差が小さくなったという声です。硬質ウレタンのため、体重をかけても沈み込みすぎないと感じた人もいます。
一方、目安表を参考に選んでも完全には平らにならなかった、傾斜が残った、予想より重かったという投稿もありました。上にマットレス、布団、エアベッド、インフレーター式マットを重ねた使用例も複数あります。
Levolvaの役割は、大きな段差を硬い土台で埋めるところまでです。寝心地まで一つで済ませるのではなく、上に重ねるマットや布団と組み合わせて考えます。
レビュー数は、楽天市場の公式販売店が評価4.43・2,375件、Amazonが評価4.1・624件でした(2026年9月20日確認)。どちらも5サイズをまとめた数字で、特定の型番だけの評価ではありません。
車中泊の寝具では、寝心地を優先しています。まず大きな段差を埋め、その上にインフレーター式マット。空気量を変えながら、残った段差の違和感を和らげる方法です。
タウンエースノアでは、タオルケットとシートの硬さの違いが最後まで気になりました。今なら、段差を埋めるだけで終わらせず、その上へ別のマットを敷きます。
私が軽バンで約20泊使った10cmマットについては、コールマンのインフレーターマットを車中泊で使った感想でまとめています。厚さや幅の違う商品も含めて選ぶ場合は、軽バンの車中泊マットの選び方で比べられます。
組み合わせるマットは、厚さだけでなく車内に置ける幅で変わります。Bears Rockの8cmは幅65cm、FIELDOORの10cmは幅60・90・120cmの3種類です。
| 商品 | 使用時サイズ | 収納時サイズ | 重量 | 選ぶ目安 |
|---|---|---|---|---|
| Bears Rock 車中泊マット8cm MT-108F | 約190×65×8cm | 約65×22cm | 約2.5kg | 幅65cmを確保でき、レビュー数も参考にしたい |
| FIELDOOR 車中泊マット10cm S | 約188×60×10cm | 約直径28×68cm | 約2.7kg | 幅を60cmに抑え、厚さ10cmを取りたい |
Bears RockのMT-108Fは、約190×65×8cm。メーカーは、ミニバン、SUV、軽自動車へ敷いた車種別動画を公開しています。
楽天市場では評価4.58・2,636件、Yahoo!ショッピングでは評価4.56・667件のレビューがありました(2026年9月20日確認)。厚みや寝心地を評価する声がある一方、膨らむまで時間がかかった、空気を抜いて丸めるときに力が要ったという投稿もあります。
1枚の幅は約65cm。2枚並べると約130cmになるため、ソロで使うのか、2枚並べるのかで必要な車内幅が変わります。
FIELDOORの10cmタイプは、S・M・Lの3サイズです。Sは約188×60×10cm、Mは約195×90×10cm、Lは約195×120×10cm。軽自動車などで幅を60cmに抑えたい人はS、車内に余裕があればM・Lも比べられます。
重量はSが約2.7kg、Mが約4.1kg、Lが約5.6kgです。M・Lは幅だけでなく重量も増えます。広いマットが必要なら、使わない間の置き場所と車内へ出し入れする重さも含めてサイズを決めます。
楽天市場の10cm商品ページでは評価4.49・74件のレビューを確認しました(2026年9月20日確認)。厚みや寝心地を評価する声がある一方、最初は十分に膨らまず時間を置いた例や、軽自動車内で収納作業を負担に感じた例もあります。
Levolvaは1個単位の販売です。2列目と3列目、左右の座席など、段差が複数あれば必要な個数も増えます。当然、商品代だけでなく収納場所もその分必要です。
硬質ウレタンなので、空気を抜いたり、小さく折り畳んだりはできません。旅行中にシートを戻すなら、使わないクッションをどこへ移すのか。購入前に決めておきたいのは、この置き場所です。
開封時のにおいを指摘したレビューもありました。気にならなかった人もいるため、感じ方は分かれます。私なら旅行前に開封し、においが気にならないかを見ます。
| Levolvaを検討できる人 | 別の方法も比べたい人 |
|---|---|
| シートの一部分に大きな段差がある | 寝る面全体が前後または左右へ傾いている |
| タオルケットを詰めても硬さの違いが気になる | シートを倒しただけでほぼ平らになる |
| 段差を埋めた上にマットや布団を敷く | 車内へ積む荷物を増やせない |
| 空気を入れずに段差を埋めたい | 寝る面全体に細かな凹凸が続いている |
Levolvaを使う理由があるのは、大きな段差が一部分に残る場合です。シート全体に細かな凹凸が続くなら、全面を覆う車中泊マットも比較対象。車内全体が傾いている場合は、段差用クッションだけでは平らになりません。
寸法表でサイズが合っていても、寝たときの感触までは分かりません。だから私は、旅行前に実際の場所へLevolvaを置き、普段使うマットや布団を重ねて横になります。段差や傾斜が残っていないかを見るのは、そのときです。
初めての一泊は、遠くへ出る前に近場で試す方法もあります。シートの段差以外の準備は、初めての車中泊で失敗しない完全ガイドでまとめています。
Levolvaシートフラットクッションが合うのは、倒したシートの一部分に大きな段差が残る車です。高さだけで選ばず、幅、奥行、必要個数まで実車と照らし合わせます。
私はタウンエースノアで、タオルケットを詰めても硬さの違いが気になりました。今から同じような段差へ対応するなら、Levolvaで大きな段差を埋め、その上にインフレーター式マットを敷きます。
サイズが合い、必要な個数を収納できるか。購入を決めるのは、そこまで確認してからです。
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